パ│ソナルトレ│ニング
当院の「パーソナルトレーニング」とは?
その必要性について
当院は、皆さまの”こうなりたい”との目的や目標に沿った最適なトレーニングメニュー(日常の動作改善プログラム)を作成、ご提案し、マンツーマンでご支援します。
トレーニングメニューは、専門的な知識と訓練を積んだスタッフが、皆さまの日常の動作を分析して作成します。
運動は健康の保持増進に欠かすことができない要素です。運動を通して「日常の動作」を改善することが最も大切です。
- ともかく背中や腰の痛みを取りきりたい。
- 年齢を重ねても自分の足で歩いていたい。
- ケガの無い競技生活を送りたい。
- 趣味のスポーツで良い成績を残したい。
- 運動不足だから運動したい。
- 今より健康になりたい。
当院の「パーソナルトレーニング」の構成
動作テスト
- 当院で、「8種目の動作テスト」を受けていただき、ご自身の「動作」の現状を把握し、問題点や課題を明らかにします。
- ご自身の目的や目標(痛みの解消、ケガの予防、パフオーマンスの向上など)に沿った最適な「トレーニングメニュ-」を作成し、ご提案します。
- 身体の変化(動作の改善度合い)を確認するため、トレーニングを開始して3~6か月後に、再度動作テストを受けていただきます。
マンツーマントレーニング
- 当院で、「トレーニングメニュー」に沿って、1対1(マンツーマン)で、トレーニングを行っていきます。
- 柔軟性や可動性を出すエクササイズから始めることが基本です。その後安定性を出すエクササイズ、そして最後に、鍛えるトレーニングに進んでいきます。
- 人は立って生活することが多いので、最終的には立位で、色んな動作ができることを目標とします。トレーニングすべてにおいて代償動作【本来使うべき機能を使わずに筋や関節に負担をかけた動作】が発生することがありますのでその都度修正し、機能的な動作に改善していきます。苦手な動作や左右差を無くすことが大事です。トレーニングの目的や目標を常に意識し、一つひとつのトレーニングにじっくりと取り組んでいただきたいと思います。
※当院でよく見る代償動作
上の写真の代償動作のように腕を上にあげる動作をする時に腰を反らせてあげる方が多くいます。
この場合、腰の関節に負担をかけ、繰り返すことで痛みに繋がります。
ちなみに関節には動かすことを目的とする関節(モビリティ)と固定することを目的とする関節(スタビリティ)があります。
腰は固定させて使うことがメインの関節なので、過度に動かすことで痛みに繋がります。
セルフケア
- ご自宅で、「トレーニングメニュー」に沿ってトレーニングを行っていただきます。
- 「トレーニングメニュー」は、スマートフォンやパソコンから、いつでも見ることができます。
- 動作を変えるトレーニングは、錘(おもり)を持って負荷を掛けるトレーニングとは違います。また、大量のトレーニング週1回行うよりも、決められたメニューを、毎日コツコツと行うことが有効です。継続は力なりです。
「パーソナルトレーニング」導入の切っ掛け
私はプロサッカー選手として現役を退いたのが21歳、その後身体機能は落ちていくばかりでした。
現在39歳、そんな中、3年前、「身体評価テスト」の考え方や活用法を学ぶ機会があり、トレーニングの考え方が変わりました。
「身体評価テスト」とは、8種類の動作テストを行い、ケガのリスクを知るスクリーニングテストです。私のテストの点数は、元プロとは思えない低レベルでしたが、このテストで判明した日常の不良動作を改善するトレーニングメニューを作成し、取り組んできた結果、身体機能はかなり高いレベルに戻すことができています。
こうした実体験に基づき、当院では運動療法(日常の動作を改善するトレーニング)を取り入れたことにより、実際に痛みが軽減した、解消した等、患者様から感謝の声をいただけるようになり、励みとなっています。
当院での運動療法の実例
- 70代女性膝の痛みでマッサージ、超音波を行っていましたが症状が改善しないため運動療法に切り替えたところ、その翌日から痛みが軽減し、数日後には痛みゼロの状態になりました。
- 50代女性腰椎椎間板ヘルニアで一時車いす生活となっていた患者さんに対し動作を評価し運動療法を行ったところ、車いすなく歩行可能となることがありました。MRI画像など変化はありませんでしたが、運動療法により身体機能が向上したため、疼痛は軽減しました。
- 40代女性運動不足、体重増加【本人談】により慢性的な腰痛の患者さんに対して動作を評価し、左股関節が荷重に対して耐えきれず機能が低下していたため、運動療法にて修正を行いました。その後痛みは消失しました。自分の弱い部分が分かり、自宅にて自分の必要なセルフケアが分かるようになり、症状は安定しています。
- 20代女性ぎっくり腰後の痛みが持続していたため、動作を評価し運動療法を提案しました。自宅で行うセルフケアの頻度と比例して疼痛は軽減していきました。
- 50代男性半月板損傷、鎖骨骨折後の患者さん。サッカー競技復帰のため、「パーソナルトレーニング」を始め、臀部の筋肉、ハムストリングスの使い方が上手になり、サッカープレイ中、膝の負担が減り、痛みなくプレイができるようになりました。
- 40代男性下腿三頭筋肉離れ後サッカーをする度に痛みが出現する患者さんに動作を評価し、足関節の柔軟性、大腿二頭筋の柔軟性向上の運動療法を提案しました。臀部、大腿部後面の使い方向上の運動療法によって痛みが消失しました。
皆さまの健康の保持増進に向けて
運動で痛みが取れる。正しい身体評価を行い、個々にあった「日常動作の改善を促すトレーニングメニュー」を処方すれば効果が認められる。これが、私自身が「パーソナルトレーニング」に取り組んで得た結論です。
私の課題は胸椎、肩甲骨、下腿部の柔軟性や可動性向上、専門的になりますがソフトコアを効かしたバランスを取る動作が苦手だったため、ソフトコアが働くように改善することが課題でした。長年サッカーをやり右サイドでプレーすることが多く、極端に右足しか使わない選手だったために、左右のバランスが悪く、左右差を無くすことが課題でした。
3か月程トレーニングを継続し、再度「身体評価テスト」を受けました。その結果は、テストの点数以上に自分の身体の変化を感じられるようになりました。
子供たちと遊んだり、時に激しくサッカーを行っても、痛みが出ない身体になっています。現在はさらに身体機能を上げるために、トレーニングメニューを見直し、トレーニングを継続しています。
当院で、身体の正しい動作を知り、健康の保持増進のために、ムリ、ムダのない「パーソナルトレーニング」に取り組んでみてはいかがでしょうか。
運動は、健康の保持増進に欠かすことができない要素です。日常の動作の改善こそが、皆さまの笑顔と素敵な日々を支えることになると、私たちは考えています。