妊婦さんの希望の治療をしません!

当院は妊婦さんの希望の治療はしません!

 

というのは半分嘘で半分本当。

 

妊婦さんは様々な症状を抱えています。

それに対して鍼灸で治療をさせていただいています。

ただし考え方として下の写真の通りで

普段、元気がある時は肩こりや腰痛などの症状が潜在的にあっても、元気のプールで満たされていて表に出てきません。

それが女性は妊娠すると赤ちゃんに元気を送るため、元気のプールが少なくなって様々な症状が現れてきます。

※東洋医学的に元気とは呼吸によって取り込まれる「天の気」と食物によって取り込まれる「地の気」のことをいい、生命の維持作用をもたらすエネルギー源のことです。

 

妊娠していなくてもそうですよね?疲れているときは普段元気な時は感じないのに、肩が張って頭が重くて、呼吸が浅くて、食欲がおちて、夜寝付けなくて…なんていう風に様々な症状が現れてきます。

 

妊婦さんが腰痛や逆子、肩こり、頻尿、つわりなど様々な症状で当院にいらして頂いた際にまずはどんな症状の方も全体的な働きを整えて元気で満たしてあげられるような治療をしていきます。それで症状が落ち着く方が多いからです。

 

始め、来ていただいた方に問診票を書いていただきますが、当院の問診票の症状の欄はフリーで書くものではなく、31項目の症状が既に箇条書きで書いてあるので、じっくり考えてそういえばこの症状あるな!というものは○をしていただきます。そして治療に来ようときっかけになった症状に◎をしていただきます。

皆さん来られた方は、今気になっている症状だけに○をされますが、じっくり考えて

「あっ!そういえばこの症状ある!」というものに気づいてください。

そして治療をしていく上で、主となる症状だけでなく、あっ!そういえば!の症状が変化しているかも感じてください。

 

そうしてそれから、それに併用して各症状に合った治療をしていきます。

 

東洋医学から診てだけでなく、さまざまなエビデンスをもとに現代医学的な観点からもアプローチしていきます。

 

ただ、基礎となる治療は全体の働きを整えることです。

ですので、鍼灸治療やセルフケアでお灸を取り入れている方は働きが整うことでその症状が改善されるだけでなく、早期破水、微弱陣痛、遷延分娩などの異常分娩のリスクが軽減し、安産になる方が多いといわれています。

それだけでなく、産後の戻りも早く母乳の出も良かったりします。

 

ですので当院は妊婦さんの希望の治療はしません!

というのは半分嘘で半分本当というわけです。

 

妊婦さんの元気の手助けをさせていただきたいです。

 

 

 

 

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